仲間
南川太志 ミナミカワタイシ
Profile
ストレングス&コンディショニングコーチ
福井県出身。京都の大学のアメフト部に所属していた。在学中に選手からトレーナーへ転向、大学院生をしつつ、トレーナーとして部を支えていたところ、社会人アメフトチームからオファーがあり、2017年にコーチとして契約を結ぶ。
OBPアカデミアに来たきっかけは何ですか? |
オフィスがないから家か近所のカフェで事務作業をしていたのですが、全然続かなくて……家だとくつろいで寝ちゃうじゃないですか(笑)ちゃんと時間を区切って、周りもなにかに集中して取り組んでいる環境が一番いいと思って、コワーキングスペースを探してました。
ここを選んだ理由は、景色がよかったのと、雰囲気ですかね。最初に利用させてもらったときに、確か初めての方2時間無料!みたいなキャンペーンをしていて、それで使ってみたらけっこういいなあと思って。それで2時間経ってから、有村さん(スタッフ)に、「このまま入会してもいいですか」って声をかけたのが一番初めです。 |
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どんなお仕事をされていますか? |
ストレングス&コンディショニングコーチです。仕事内容は、ざっくり言うとトレーニング指導を通して、アスリートに、競技レベルをあげるのに必要な能力を高めさせること、です。そうした指導をアメフトの実業団チームで行うことが僕の仕事です。アメリカンフットボールは、毎年秋に試合があります。そこで、ライバルチームに勝って日本一になるべく、トレーニング計画を立てて、日々指導しています。他に、月に一回くらいですが、地方の国立大学のアメフト部のトレーニング指導もしています。
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アカデミアの利用方法を教えてください。 |
メニュー作りや勉強、また、試合や練習内容を振り返ったりと、主にデスクワークの場所として使っています。他の会員の人とも仲良くさせてもらっていて、一緒にご飯を食べることも多いです。あとは安田さんとセミナーをするために来てますね。年始(2019年)に書き初めをしていて、今年一年は「いっぱい引き出しを持ちたいなあ」って気持ちがあったので「量産」って書いたんですけど、それを見て安田さんが誘ってくださったんです。元々安田さんは、瞑想のセミナーを持ってらっしゃって、その前半の身体を動かす部分を担当してもらえないですかってお話をいただきました。これもご縁ですし、「量産」ですね(笑)
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お休みの日はなにをして過ごしていますか?もしくは趣味は何でしょうか? |
美味しいものを食べたり、飲んだり、ですかね。最近は京都の木屋町にある「五十松(いそまつ)」っていうおばんざい料理のお店が美味しかったです。京橋だったら、有村さんに教えてもらった「一斗(いっと)」っていう焼肉屋さんが最高に美味しかったです。また、よく京都に行きます。自分が大学時代にお世話になった、トレーナーとしての師匠がいて、その人に会いに行きますね。
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人生のターニングポイントや転機はありましたか?また、それはどんなタイミングでどのような出来事でしたか? |
大学時代、怪我で一度離れたチームにスタッフとして戻った時ですかね。怪我によって選手を断念して、一旦スタッフとなったんですが、感情が追い付かなくて部活に行くのがしんどくなり、結局チームを離れました。その後アメフトとは関係のないNPO法人とか飲食のバイトの見学したりもしました。でも、改めて外から所属していたチームを見たときに「お金が発生するとかでもないのに、100人以上の人間が本気で日本一になろうとして活動しているチームって、すごいよなあ」って素直に思ったんですよ。で、ほぼ逃亡に近い形で離れていたチームに、改めてサポートとして部に戻りたいって言ったら、監督も、チームメイトもそれを受け入れてくれて。そこでトレーニング部門を任せてもらえるようになったのが、今の仕事につながっているんです。なので、あれは本当に大きなターニングポイントだったな、と思っています。
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10年後の自分はどうなっていると思いますか? |
暖かい家族を持ちたいですね。もうすぐ自分が生まれた時の父親の年齢ですし。遅くとも10年後には円満な家庭を築いていきたいです。
で、仕事としては、今はチームのトップアスリートに指導をしてるんですけど、将来的には学校や地域でのトレーニング指導に幅広く関わりたいなぁ、と思っています。大学時代は教育学部に所属していて、もともと誰かの成功体験や成長体験に興味がありました。できないことができるようになるのってすごく楽しいじゃないですか。その達成感に、運動指導で関われていたらいいな、といつも思っています。そのためにも、今はチームの勝利に貢献することに全力を尽くしたいです。 |